25SSシーズンで採用した1935年に発行されたアメリカのヒストリカルな眼鏡メーカーのカタログからサンプリングした玉型を本モデル「1010」でも用いた。テンプルに施された特徴的な部位は“エクステンションヒンジ（延長丁番）”と呼称する新しいパーツ。 この部品を外すとテンプル長が10mm短くなるという機能的な仕組み。デザインプロセスとしては、まずイメージする理想的な外観があり、そこに後付けで機能的な意義を付加するという手法。7285のテーマである“今自分たちが本当に美しいと思えるものを形にする”というものづくりにおいて美意識が常に先行するというイデオロギーを具現化したモデル。サングラスは色味の調合を金属の粒子などを混ぜ合わせて調色し、溶解後に一枚ずつ成形して製作する日本製ガラスレンズのオリジナル“アイヴァンカーブレンズ”を採用。